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ヘルペスはなぜ治らないのか

薬を持っている男性

ヘルペスは再発の多い病気ですが、別にヘルペスは不治の病でも何でもなく、たとえ感染しても普通に生活していれば治りますし、ウイルス感染症にしては珍しくヘルペスに直接効果のある薬もありますから、きちんと治ります。
効果のある薬があるという点でいえば、ヘルペスは普通の風邪などよりもよほど治りやすい病気だということもできるくらいです。
少なくとも普通の風邪は、熱を下げたり喉の痛みをとったり、せきやたんを鎮めたりするような対処療法薬はいくらでもありますが、風邪のウイルスを直接やっつけるような薬はありません。

しかし、ここでいうヘルペスが治らないというのは完治できないという意味ではありません。
一度かかって、一回治ってもまた再発する、何度も何度も再発を繰り返すという意味です。
しかし、なぜ治らないのかという疑問が生じるのでしょう。

この答えには、2つの理由があります。
一つはヘルペスは一度かかれば二度とかからない、少なくともかかりにくいという免疫機構が十分に働かないようなウイルスであることです。
この点では普通の風邪と似たようなものということができます。
普通の風邪もウイルス性疾患ではありますが、別に一度かかれば二度とかからないような病気ではありません。
それと同じようなものだということです。

もう一つの理由が、実はヘルペスウイルスは一度感染すると、症状が治まってもウイルスそのものは体内に潜伏しているのです。
これは風邪とは違います。
風邪のウイルスは別に潜伏していたりはせず、例えば人混みの中でくしゃみなど飛沫により感染するわけですが、ヘルペスは自分の体内にウイルスが残るのです。
そのため、例えばマスクをしていたりしても防ぐことはできず、再発しやすいということになってしまうのです。

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